日記 ⑵

猫に餌をやっているおばさんとおじさんを見かける。仲間に入れてほしかったので急いで車を降りてそこまで行った。が、おじさんとおばさんはいなかった。猫は2匹ともちゃんといたし餌も食べていたけど、1分でおじさんとおばさんは消えるものなの?猫よりおじさんとおばさんのほうが儚い という気づきを得た。


アジア雑貨が売ってあるお店に行く。表から見るとすごく狭いのに奥行があるから別世界みたい。ハリーポッターのテントみたいな。カラフルでがちゃがちゃしていて自由で、いるだけで陽気になれた気がした。店から出ると一気に 現実が押し寄せてくる。たまらなくなってもう一度入りたくなった。本気の現実逃避ができる素晴らしいお店を見つけてしまった…


古本屋。店主さんとそのお友達がご飯を食べながらいろいろ話していてよかった。とりあえず音楽雑誌を買った。店主さん、お寺で修行したいだとか言ってた。でもきついのは嫌だって、とても生き物らしくて好き。

となりにあるもうひとつの本屋さんは、青葉市子が流れていた。いつ行ってもそうだから安心する。絵本と雑貨に囲まれて青葉市子を聴く生活。どう考えてもいい…


喫煙所っていいなあと思う。煙草を吸うためだけに作られた空間。煙草を吸っていない人がいない。奥の方まで見てみても、やっぱり全員が煙草を吸っている。少し怖い。


生きている文章について考えた。生きているとか死んでいるがよくわからないので考えてもわからなかった。個人的に文章は生死関係なくただそこに存在しているところが好きだし、それに意味があると思うので何回考えてもやっぱりわからない。

 

 

日記書くの楽しいね   2020 2/8